
上場企業で働いているのだけど、評価制度の解釈をこちらから変えて役員陣にプレゼンして承認得れた経験を解説します。
何を評価してもらえるか?を必ず上長と決める。
これは営業マンならまず「売上」だが、「粗利」で出すのもいいと思います。売上をいくら上げても経費が嵩んでいるならお給与を運営が払いたくても払えません。ここは自社がどういう状況で自身に給与を払っているのか?を把握する必要があります。それこそ業務端末、Salesforceやzoomなど課金していたらそれは経費です。
僕の会社は営業でも技術や要求定義などを全社員に求めていて、私も技術に手を出しました。
また所属している部署も売上を上げにくい新商品のテストマーケティングを行う部署なのでメイン部署の売り上げと比べると全くといっていいほどインパクトのない数字になってしまいます。今回は売上いくら上げたからという給与のあげ方ではなくて、会社の評価制度をハックして役員に給与交渉を打診した話をします。
決めたら次の評価面談で実現可能な範囲を決めて実行する
評価面談でまずはなりたい年収を伝えましょう。それは変わってもいいです。今思った給与を伝えましょう。その方が上司も相談を実は乗りやすいし、回答しやすいです。
前述の通り、あまり売り上げが上げられるチームに所属していないので営業チームの課題を探しました。その結果手作業の部分をちょっとしたアプリケーションで工数削減できないか?と思い、2つほどChromeの拡張機能を作りました。簡単に言えばどうしたら売り上げ以外のアプローチで評価してもらうか?が鍵でした。
ちなみに作ったアプリケーションは下記です。
・Mee trim the fat
・Sales Pad
評価対象を金額に落とし込む
さてこのアプリをどう評価してもらうか?そこが問題です。金額に落とし込む方法を解説していきます。まず自身会社の営業の求人情報を見に行きます。給与が大体500〜650万円としましょう。中央値の575万円を分給までに落とし込みます。
575万円÷12ヶ月÷稼動日数(21日)÷労働8時間で時給が出ます。それを分給にまですれば大体分給50円くらいになった気がします。
私の作ったアプリは15人いる営業チームの各人の1日の10分を削減できています。なのでチーム全体で150分削減できています。それだと月に約15万円くらいの時間を生んでいると計算できました。
提案書を作る
提案書は「背景」「行動」「結果」の三つに分けて自身の成果をまとめましょう。ドキュメントに私はまとめました。ただここでトラブルが起きました。部長に反対されたのです。
それは営業としてじゃなくてあくまで技術側の話と遮られてしまいました。まだプレゼン前でテストクロージングではないですが雑談から頭出ししたら返ってきた答えでした。
これは部長の立場もあるため私もそう簡単に1人の人間を特別に評価します。は出来ないだろうし、それ相応の整備が必要で「公平である必要はないが公平感は与えなければならない。」と言うのはやはり避けられないよな。と思いました。
そこで、副社長に3分だけもらってプレゼンしにいきました。
即答で「いいよ」だったのでちゃんと言う事、言う相手を間違えない事、をしっかり守ればちゃんと評価してもらえる会社でよかったな。と思いました。



あと給料上がらなねぇならまだ転職の余地というか考えてもいいんだけど、「やめてぇな」と思っている時は会社側もやめてほしいと思っている事も多いと思うよ。
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