
今回はクロージングについてよく出てくる二つの言葉を使用した記事になっております。ぜひ読んでください。
✅営業で「決まらない…」が口ぐせになっていませんか?
商談の主導権を握れず、アポが取れない・クロージングで詰め切れない……。
そんな時にこそ使いたいのが、営業マンの必須スキル
🎯 成約前提に誘導する「推定承諾話法」と「肯定暗示法」
話法 | 概要 | 主な効果 |
---|---|---|
推定承諾話法 | 「もし〜だったら?」と仮定ベースで話す | 顧客が自然に利用シーンを連想する |
肯定暗示法 | ポジティブに言い切って提案する | 自信ある提案で購入意欲を高める |
この2つを組み合わせれば、見込客は“気づけば成約の流れに乗っていた”という状態をつくることができます。
推定承諾話法:顧客を想像の世界へ誘導する
「仮に購入された場合、ご家族の分も必要でしょうか?」
「もし導入いただくとしたら、現場で一番喜ばれるのは誰でしょう?」
このように“購入が前提”の質問をされると、人は自然とその状況をイメージしてしまうのです。
💡例:旅行の会話に例えると…
「もし国内旅行に行くなら、どこがいい?」
↓
「じゃあ京都だとして…清水寺?金閣寺?それとも瑠璃光寺?」
👉この会話を受けた人は、知らず知らずに京都旅行を妄想しはじめますよね。
営業トークもまったく同じ。“仮定”の形で未来を描かせることが重要です。
💬営業現場での使い方例
商品カテゴリ | 推定承諾話法の例 |
---|---|
マットレス | 「仮にご購入いただくとしたら、ご夫婦で使われますか?それともお子様用もご一緒に?」 |
SaaSツール | 「仮に導入された場合、社内で一番活用するのはどなたになりますか?」 |
自動車 | 「もしお乗り換えされるなら、色は黒と白どちらがお好みですか?」 |
質問によってお客様は、利用している自分の姿を自然に思い浮かべます。
これは最強の“テストクロージング”でもあるのです。
肯定暗示法:自信を伝える“言い切り”の力
次に大切なのが提案の仕方です。
推定承諾話法で“想像”させたら、次は自信を持って“断言”するフェーズ。
❌「たぶんお客様にとって良い商品かと…」
✅「〇〇な理由から、お客様にとって最適なサービスです!」
この“言い切り”があるかないかで、商談の行方は180度変わります。
💬こんな言い方に変えてみよう!
NGワード | ポジティブ変換例 |
---|---|
「どうでしょうか?」 | 「〇〇の課題を解決できるので、今すぐ取り入れる価値があります」 |
「もしよかったら…」 | 「〇〇様なら確実に成果を出せます。導入して損はありません」 |
「たぶん〜」 | 「〜であると断言できます」 |
💡なぜ言い切るのが大事なのか?
自信をもって言い切ると、聞き手も安心します。
まるで数学の授業で先生が「ここは大事!」と強調してくれるように、発信者のトーンに聞き手の感情も引っ張られるからです。
✅ 自信を持って話す →
✅ 顧客が前向きに考える →
✅ 商談がスムーズに進む
成約を“自然な流れ”にする2つの技術
最後に、「推定承諾話法 × 肯定暗示法」のコンボがどれほど強力かをまとめましょう。
技法 | トリガー | 結果 |
---|---|---|
推定承諾話法 | 「もし〇〇だったら?」と未来を想像させる | 顧客は勝手に購入後の姿をイメージ |
肯定暗示法 | 「このサービスは〇〇に最適です」と断言 | 顧客が“もう買う前提”で会話に乗る |
この2つを組み合わせることで、“売り込まれてる”感ゼロで契約に至るのが理想形です。
まとめ:仮の話と断定で、営業を“決まる”流れに
✅ 推定承諾話法:「もし〜だったら?」で妄想を引き出す
✅ 肯定暗示法:「〇〇です!」と自信を持って言い切る



両方に共通するのは、“成約を前提にした話し方”を自然にするということ。
どんな商品であれ、お客様の未来に寄り添ったトークができれば、
営業の成約率はぐっと伸びます。
ぜひ明日の商談から、意識して使ってみてください!
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